私の実家ではずっと事業を営んできました。
株式会社から始め、一時は社員さんが20人近くいました。
そのころからずっと同じ税理士さんにお世話になっています。
今では事業こそ株式会社をやめて個人事業になった為に決算は青色申告をして確定申告をするという形になっていますが、不動産の収入もあるために、いまだに同じ税理士さんにお願いしています。
もちろん、株式会社から個人事業になったものですから事業規模はかなり縮小しました。
その割には税理士さんに支払う報酬はある一定金額以上は必要ですから、今まで何度か自分で会計をしようかと考えたこともありました。
しかしながら、いまだにそれまでの方式で税理士さんにお願いしてもっとも役にたつのは税務調査が入ったときです。
帳簿などの作業はパソコンなどではできても税務調査などでの税務署員との折衝は素人ではなかなか難しいところもあります。
何度か見ていますとやはり税理士さんを介してする方が手間も金額は低く済むようです。
極端に言えば、普段の年のなにもないような年はおそらくパソコンと会計ソフトを使用すれば税理士さんをお願いしなくても青色申告と確定申告はできると思います。
しかし、いざという時の為の保険をかけておくという意味においては税理士さんはまだ必要と感じています。
もちろんそれだけではなく普段の会計のことも何度も聞くことができますし、例年の申告の時などもかなり簡単に楽に終わってしまうということもあります。