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相続税と贈与税に関する税理士選びは慎重に

私は父が亡くなったことにより、相続税の納付を経験しました。
父が亡くなって間もないころは、葬儀や香典返しなど色々とバタバタしたのですが、それが落ち着いてからも、息つく暇もなく、今度は相続税の納付手続きが待ってました。

これは本当に大変でした。
相続税の算出や納付手続きを自分で行うという方もいるかも知れませんが、ほとんどの方は税理士にお願いされるかと思いますし、それが正しいことだと思います。

しかし、税理士に任せていても、一筋縄では行きません。
ですので、税理士選びは本当に慎重にされたほうが良いと思います。
納付期限が決まっている中、悠長なことはしていられませんが、税理士の選定には評判等の情報収集を余念なくやるべきだと思います。

というのも、私たちが依頼した税理士は完全にハズレだったからです。
相続と言うものは、当事者にとっては本当にデリケートなことです。
であるにも関わらず、私たちが依頼した税理士はとても無神経で、ずかずかと私たち家族の関係に土足で入り込んできたような不快感がありました。

遺産分割は必ずしも節税が主として進められるわけではありません。
時には税額が大きくなろうとも、相続人全員の思いに重きを置いて、遺産分割協議がなされるべきであるところ、その税理士は無神経にも遺産分割案までどんどん提案してきました。

慎重に選ばないとこういうデリカシーのない税理士に仕事を任せてしまうことになります。
また、相続税の手続きにおいて、並行して、過去数年の間に申告されていない贈与は無かったかどうか、贈与税逃れは無かったかどうかなども調べられたのですが、結果的に問題なかったにもかかわらず、まるで税務署員のような口ぶりで色々詰問されたことが今思い返しても非常に腹立たしい限りです。

税制改正により、相続税納付対象者が増えると言われていますが、税理士選びには注意したほうが良いということだけはお伝えしておきたいです。

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