私は、数年間、フリーターとして働いてきました。毎日、淡々とアルバイトをこなし、源泉徴収された給料は、年末調整として会社が勝手に計算してくれていました。自分で支払う税金といえば、住民税ぐらいでした。
しかし、長年勤めてきたアルバイトを辞め、自営業で生計を立てていくことになりました。初めは、全く利益も出ず、フリーター時代に積み立てた預金は、見る見るうちに減っていきました。しかし、苦労の甲斐もあって、何とか生活していける水準まで稼ぐことが出来るようになりました。
私は、一つ重要なことを忘れていました。フリーター時代は、収入も限られていたため、確定申告を行う必要がありませんでした。しかし、自営業を始めた現在、確定申告が必要になるのです。私は、書店で自営業者ための確定申告に関する書籍を買ってきて、必死に読みました。私が、一番にやらなければならないことは経費の確認です。収入に関しては、銀行口座の通帳に記帳されていますし、きちんと把握していました。しかし、経費のことは一切考えていませんでした。
今のままでは、売り上げ全てに税金がかかってしまいます。売り上げに掛かった必要経費を計算する作業に入りました。電気代や水道代、燃料代、通信費など様々です。さらに、これらの内から生活に使用した分を引かなければなりません。このような計算を始めて、一週間以上たちましたが、全然捗りません。やはり、素人には難しすぎたのです。
そこで、知り合い税理士に相談しました。想像以上に料金が安く済んだ上、すぐに計算を終えてくれました。これから先は税理士を頼って行きたいと思いました。